御神徳 

 徳川家康公は戦国の荒れた世を泰平の世に統一した将軍です。家康公は、世の中が安らかなることを求め、その実現に努めました。

 家康公は特に「和」の心を大事にし、家庭・地域・国が一つにまとまるように努め、国交の回復もしたことから家内安全祈祷、また東海道の道路整備をしたことから交通安全祈願、事業の拡大・拡充を成功させたことから商売繁盛・営業繁盛の祈願祭も執り行っております。

 また、戦国の世を泰平の世にまとめた結びの神として、縁結びの神としても知られています。

 さらに、薬学・医学書にも精通し、自ら薬を調合し様々な病気を治した逸話があります。家康公は当時の平均寿命を遥かに超えた長寿だったことから、身体健全・病気平癒の祈願祭も執り行っております。

 そして、初宮詣・七五三祭等の年中祭事のみならず、入試・試験合格祈願祭・厄難消除等の祈祷の他、土木新田開発にも尽力されたこともあり、工事安全祈願祭等の祈願祭も多く、大神様の御加護にあずかる参拝者が訪れます。

 東照公御遺訓