宝物|文化財 

太刀 則包作

たち のりかねさく

鎌倉時代の名工則包による太刀。家康公の所用で、頼房公より水戸東照宮に奉納されたと伝えられています。

国指定重要文化財(茨城県立歴史館寄託)

総毛引紅糸李胴丸具足

そうけびきくれないいとおどしどうまるぐそく

将軍家お抱えの甲冑師初代岩井与左衛門の作と判明する甲冑。家康公の所用で、頼房公より水戸東照宮に奉納されたと伝えられています。

茨城県指定文化財(茨城県立歴史館寄託)

大神輿

おおみこし

正保3年(1646年)頼房公より水戸東照宮に奉納された大神輿。平成27年に50年ぶりの大修復を行い、水戸黄門祭りでもかつがれています。

(境内神輿殿)

銅造灯篭

どうづくりとうろう

家康公の33回忌にあたる慶安4年(1651年)に頼房公により奉納された青銅灯篭。全高2m90cmあり、二基が対となって境内に配されています。

水戸市指定文化財

三十六歌仙扁額

さんじゅうろっかせんへんがく

36人の優れた歌人を描いた額絵。東照宮の社殿完成の2ヵ月後、尊純法親王が染筆したと記録にあります。絵師は、狩野浄賀。

水戸指定文化財(茨城県立歴史館寄託)

銅造釣灯篭

どうづくりつりとうろう

八基ある釣灯篭のうち、四基は頼房公により、四基は水戸藩の重臣により奉納されました。

水戸指定文化財(茨城県立歴史館寄託)

安神車

あんじんしゃ

幕末に軍備増強策として武器の製造も行っていた水戸藩第九代藩主の徳川斉昭公が考案した戦車。日本最古の鉄製戦車と言われています。

水戸指定文化財(境内常設)

安神車写し銅造移動式茶室「せん茶」

あんじんしゃうつしどうづくりいどうしきちゃしつ せんちゃ

斉昭公の安神車に着想を得て、建築家の藤森照信さんが設計した現代アート作品です。水戸芸術館での展示後、水戸東照宮に寄進されました。